松川だるまの歴史

伊達家ゆかりの「松川だるま」を受け継ぐ仙台市青葉区の「本郷だるま屋」が、「令和」の文字を入れただるま作りに励んでいる。

 赤と群青色に彩られた胴体に、藩祖伊達政宗が好んだ金色で書かれた「令和」の文字が鮮やかに浮かぶ。大きな目で四方八方に目を配り、無病息災や家内安全の御利益をもたらしてくれるという。

 本郷だるま屋10代目の本郷久孝さん(71)は「元号の由来となった梅が松川だるまにも昔から描かれており、縁を感じる。良い時代になるよう願いを込めて仕上げた」と話す。

 新元号の松川だるまは高さ約10センチ、1404円(税込み)。数量限定。仙台市青葉区のしまぬき本店で29日から販売する。

Daru Media

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